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レシピ

疲れを労う食前酒にも◎金柑と枸杞の実を使った二種の【薬膳酒シロップ】

【フードコーディネーター】
村上華子

カテゴリ 薬膳, 飲み物 所要時間 30分 分量 人分

ストレス解消によい「金柑」と、アンチエイジング効果のある「枸杞の実」を使った、薬膳酒のシロップです。飲み方は、少量をストレートで。またはスプリッツァーのように炭酸水で割っても美味しいです。金柑のシロップ煮はスパイスが効いているので、温かい紅茶に金柑ごと入れて飲むと、冷えた体が芯から温まります。

材料・分量

(金柑のスパイス煮)
金柑 200g
白ワイン 200㎖
はちみつ 100g
八角 1個
シナモンスティック 1本
クローブ 3粒
(枸杞の実の薬酒)
枸杞の実 50g
ホワイトリカー 50㎖
リンゴ酢 150㎖
白ワイン 150㎖
はちみつ 100g

下準備・作り方

  1. (金柑のスパイス煮)金柑のへたを取り、爪楊枝で皮に数か所、穴を開ける。
  2. ①を鍋に入れ、5分ほど下茹でする。
  3. 小鍋に②と白ワイン、はちみつ、スパイス類をすべて入れて中火にかける。沸騰したら弱火にして、落し蓋をして20分ほど煮る。
  4. 煮沸消毒した保存用の瓶に入れ、粗熱が取れたら冷蔵庫で保管する。
  5. (枸杞の実の薬酒)ホワイトリカーで枸杞の実を洗い、汁気をきる。悪い実があれば取っておく。
  6. 煮沸消毒した保存用の瓶にリンゴ酢と白ワイン、はちみつを入れて混ぜる。
  7. ⑥に枸杞の実を加えて、さらによく混ぜる。
  8. 冷蔵庫で一日置き、色が抽出できたら完成。

疲れを労う食前酒にも◎金柑と枸杞の実を使った二種の【薬膳酒シロップ】

【フードコーディネーター】
村上華子からのワンポイントアドバイス

風邪が流行り出す季節になると店頭に並ぶ「金柑」は、咳や痰を鎮める食材として古くから活用されてきました。かんきつ類のさわやかな香りは、滞った気を巡らせる効果があるのでストレス過多の日々にも。中華料理でおなじみの枸杞の実は、潤いを補うなどのアンチエイジング効果に加えて、疲れ目やかすみ目、視力の低下などの不調を回避します。

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