recipe
レシピ

桃の終盤を名残惜しむ【桃のカプレーゼ】を薬膳の解説で。

【フードコーディネーター】
村上華子

カテゴリ 薬膳, イタリアン 所要時間 5分 分量 2人分

桃好きの方の間では、すでに定番になっている【桃のカプレーゼ】ですが、実は秋を迎えるための体づくりにぴったりな薬膳養生食なのです。
薬膳の知恵で、桃は「体の乾燥を潤す」「気を補う」働きがある食材です。しかも、暑い盛りに旬を迎える果物の中でも温性といわれるカテゴリーに入り、胃腸を冷やしません。たくさん汗をかいて消耗した体を潤し、疲れてしまった胃腸を元気に労うことから、夏から秋へと向かう今の時期、夏バテの回復におすすめな食材です!しかも、5分で完成する時短レシピなのもうれしいポイントですね。

材料・分量

1個
モッツァレラチーズ 100g
A 白ワインビネガー 大さじ1
A オリーブオイル 大さじ1
Aレモン汁 小さじ1
A塩 適量
レモンの皮 適量

下準備・作り方

  1. ボウルにAの材料をすべて入れて混ぜる。
  2. モッツァレラチーズは手でちぎり、桃は皮をむき食べやすい大きさにカットする。レモンの皮は薄くそいでみじん切りに。
  3. すべての材料をあえて皿に盛る。

桃の終盤を名残惜しむ【桃のカプレーゼ】を薬膳の解説で。

【フードコーディネーター】
村上華子からのワンポイントアドバイス

レシピのポイントは、甘味と酸味の組み合わせです。薬膳が考える「五味(五つの味の働き)」で、甘味は潤いを作り、酸味は収斂する働きがあります。つまり、桃の甘みによる潤い効果を、ビネガーの酸味でギュッと閉じ込めるという狙いがあります。ここもうひとつ薬膳的な効果を加えるなら、長時間のエアコン使用で体の冷えが気になる方、または、空気が乾燥してくる季節になると便秘になるという方は、乾煎りしたクルミを追加トッピングするのがおすすめです。

このレシピをSNSでお友達に教えよう♪