recipe
レシピ
とうもろこしの冷製スープ ~クミンの香り~
【フードコーディネーター】
秋山靖子
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カテゴリ |
野菜, 汁もの/スープ, 薬膳, ヘルシー |
所要時間 |
20分 |
分量 |
6人分 |
暑い夏の日にお召し上がりいただきたい冷たいともろこしのスープは作り置きしてストック可能で大変便利です。
とうもろこしは糖質は多めですが、ビタミンB群・ミネラル類が多く含まれますので、夏バテ予防にも良いと思います。
とうもろこしの胚芽部分にたっぷりのビタミン・ミネラルが含まれているので、実は包丁で切ってしまうはずし方よりも(できれば)手でもいでゆく方が良いと思います。
薬膳では、利尿効果・むくみをとる・胃腸の働きを高める働きがあるといわれています。
とうもろこしも良いのですが「ひげ」は特にむくみに効き(利尿効果)、発熱・発汗・口の渇き・のぼせに良いと言われているので、「ひげ」を出汁(ベジブロス)にして無駄なく使います。
材料・分量
とうもろこし |
2本 |
玉ねぎ |
中サイズ 1個 |
オリーブオイル |
小さじ2 |
クミンパウダー |
小さじ1 |
A/水 |
500cc |
A/とうもろこしの芯・ひげ |
2本分 |
A/酒 |
小さじ2 |
塩 |
小さじ3/4~ |
豆乳(牛乳でもOK) |
150cc |
下準備・作り方
- 【野菜を切る】
玉ねぎは繊維にさからったスライス、とうもろこしは実をはずす。
注:とうもろこしのひげ・芯はベジブロスに使用するので捨てない。
- 【とうもろこしのベジブロス(野菜だし)を作る】
材料Aのとうもろこしの芯・ひげを鍋に入れ、水・酒を加える。火にかけて、沸騰後10分程度煮出す。芯とひげを取り出す。
(ベジブロスの出来上がりは約300cc)
- 【スープを作る・1】
厚手の鍋にオリーブオイルを入れ火にかけ、玉ねぎをしんなりするまで炒め、クミンパウダー、とうもろこしを加えとうもろこしの色が鮮やかになるまで炒める。
(ふたをして蒸らし炒めをすると良い。野菜の甘みがしっかりと出てくる。)
- 【スープを作る・2】
「工程03」の鍋に「工程02」のベジブロスを加えひと煮立ちさせる。塩を加え味を整え、あら熱をとる。
- 【スープを作る・3】
「工程04」をミキサーにかけなめらかにする。(2分~)豆乳(または牛乳)を加え、さらにミキサーで攪拌する。
(さらになめらかな食感にしたい場合はうらごすと良い。)
容器に入れ、冷やす。
- 【器に盛る】
器に盛り、お好みでオリーブオイルをたらす。パセリ・ピンクペパーを散らしても良い。
【フードコーディネーター】
秋山靖子からのワンポイントアドバイス
クミンが苦手な方はクミンなしで作ってください。クミンを入れなくてもおいしいスープを作れます。
ちなみにクミンには高い抗酸化作用があり、デトックス効果も期待できます。
クミンを炒めるタイミングは「クミンシード」の場合はまず最初に炒めて香りを引き出しますが、今回使うのは「クミンパウダー」。玉ねぎがしんなりとしたら入れてサッと香りをたたせる程度でOKです。